誰かと比べて落ち込んだり 自信をなくしてしまう理由とは

hikaku

私たちは、ついつい誰かと自分を比べてしまいます。持っている物や容姿、肩書き、生活スタイル、収入、パートナーなど・・・

気にしだすとキリがないですよね。まぁ、そうやって私たちは切磋琢磨しながら成長しているともいえますが、自信がない時や何かに失敗して落ち込んでいる時などはとくにその「差」がすごく気になることがありますよね?

 そんな時、私たちはどう考えて行動していけば良いのでしょうか?

周囲の人たちと比べてしまう理由とは

もし、目の前に有名なモデルさんやマツコ・デラックスさんがいたとしたら、きっと自分と比べたりしないですよね?

それは「差が歴然としている」からではないでしょうか?

違う言い方をすれば、「土俵が違う」ってことになりますか。

でも、土俵って誰が決めたのでしょうね。きっと自分ですよね。

だから、同じ土俵にいるあなたの元同級生とか会社の同僚は、自分が決めた比較の対象になります。つまり、自分を投影した人になります。・・・だから比較してしまう人は、最終的に自分の「あるべき姿」と比較していることになります。

だから「こうあるべき」と思っていることを、同じ土俵の人が達成していると焦るのです。

あなたが現在、仲良くしている人たちを頭に浮かべてみてください。その人たちはあなたが決めた「同じ土俵の人たち」です。自分の身代わりです。

だから、その中の人たちが結婚している人ばかりだったら、独身のあなたはとても気になる。早く結婚しなくてはと焦ってしまうのです。

これはもともと農耕民族であった日本人の特徴といえるかもしれません。

田植えの時期には皆で揃って田植えをする、しない人は村八分にあう・・といった横並びで「いっせーの!」と足並みを揃えたくなる考え方の基盤がいまだに残っているからではないでしょうか。

もちろん、協調性を育てる意味ではとても大事なことなのですが、村(土俵)からはずれることに強い恐怖感を感じているからか、協調というよりもその中で比較して「勝ち負け」を決めてしまう傾向がとっても強くなっている気がします。

そして、その村(土俵)的な考え方があまりにも強いと、集団の中に居ることさえできれば誰かに寄りかかることで安心をし、自己主張できない、何も考えない人間になってしまう危険があります。

私たちは幸せになりたいですよね?でも、その結末が「自己主張できない、何も考えない人間」だったら悲しいですよね。

もちろん、周囲を見渡すと自分らしくイキイキと生きている方もいます。そのような生き方をするには、どうしていったら良いのでしょうか。

 比べることのメリットとデメリット

比べることのメリット

比較する女
あの女には負けない!

もちろん、比べることでのメリットもあります。それは、「負けないように頑張る」っていうモチベーションです。

自分ひとりで何もかもゼロから何かをはじめようとしたら、きっと失敗の連続だと思うのです。

新しい企画に挑戦するにしても、全くの新規であったら「前例」がないので、すべてが手探りです。だから、自分ですべて決めながら進めないとダメです。

 でも、前例やライバルがいるのであれば、「それよりも良いものを」って頑張ることができます。

 そういった意味で比べることのメリットはあると思います。

比べることのデメリット

しかし、比べるということは、多くの場合「足りない部分」に意識が集中してしまいます。

例えば・・・

比較する女
私ばかりが結婚できないのはなぜ?
比較する女
同僚ばかりが注目される!

こういった感じです。 でも、世の中には結婚しなくても幸せな人はいるし、視点を変えれば同僚よりも優れたところはあるはずなのです。

262の法則

262突然ですが、「262の法則」という考え方を知っていますか?

これは人事などでよく使うのですが、人々を大きく3分割にカテゴライズする考え方の例えです。

考え方としてはざっくりと説明すると、「社員が10人集まれば、2割が優秀、6割が普通、2割が劣等といった具合に分類されますよ・・」という考え方です。

それを元に「262の法則」でいろいろな人を分類するのですが、この法則から今回の比較の例を考えてみます。

「262の法則」で考えると、2割の人は足りない部分「短所」に注目をし、弱点克服に果てしない努力をする人たち②、6割の人は短所や長所に関係なく、なりゆきで生きている人たち③、最後の2割の人は「長所」に注目をし、楽しいこと、やりがいを感じることをしている人たち①・・と分類することができます。

この「262の法則」でみると、②の誰かと比べて生きている2割の人たちは、他の①や③と違って自分の短所を見つめ続けるという生き辛い方法を選択していることがわかります。でも、その中にいる人たちは世の中の人たちのすべてが「辛い思いをしている」と思い込んでいる可能性があります。「当たり前だ」と。

なぜかというと、同じ土俵しか見ていないからです。②にいる人は②の人たちの居る土俵だけを見ているのです。

 でも、世の中には、①のように自分の長所を活かしたり、伸ばしたりして、イキイキと生活している人も5人に1人の割合くらいでいるということがわかります。どうせなら、この方達のようにイキイキと生きていきたいと思いませんか?

《ケース別の対処法》

①友人と集まった時、私だけ独身だった。なんだか取り残された感じがする。

比較する女
友人と集まった時、私だけ独身だった。なんだか取り残された感じがする。

そんな私に掛けたい言葉→「自分は自分」

僧侶などのような方は独身の方が多いことからも魂の成熟度が高い方は独身の方が多いとも言われます。これは極端な話ですが、既婚だから幸せ、独身は肩身が狭いという考え方は、「一般論」か「あなたの思い込み」である可能性があります。結婚をしても夫の浮気やDV等に悩む方は多いものです。

また、結婚したから幸せと思っていても、あなたに比べる癖があれば今度はママ友などとの比較、いわゆるママカーストに苦しむことも考えられます。

小さな比較に苦しむよりも、比較してしまう自分の考え方に向き合ってみましょう。

②会社で同僚がどんどん成長しているのを感じるが、自分は成長が止まっている気がする。

比較する女
会社で同僚がどんどん成長しているのを感じるが、自分は成長が止まっている気がする。

そんな私に掛けたい言葉→「人生には波がある」

過去にあなたが活躍している時に、同僚は必死に努力していたかもしれません。

人には人それぞれに準備する時期、活躍する時期、成果をあげる時期などがあります。

その流れを受け止めて「いま、私は何をするか」を考えることです。  

③愛嬌のある後輩ばかり可愛がられている気がする。

比較する女
愛嬌のある後輩ばかり可愛がられている気がする。

そんな私に掛けたい言葉→「私には何が提供できる?」

愛嬌というアピールポイントでは、後輩が高評価だったようです。私は愛嬌も仕事をしていく上で需要なポイントだと思いますが、それがすべてではありませんから、あなたも同じアピールをする必要はありません。

では、あなたのどこをアピールしていきましょうか?もっと得意なところはあるはずです。

④いつまでも痩せていて綺麗な友人。それに比べて私は…。

比較する女
いつまでも痩せていて綺麗な友人。それに比べて私は…。 

そんな私に掛けたい言葉→「私もダイエットしよっと!」

羨ましいならば、ダイエットしましょう。比較して落ち込むのではなく、自分も一歩踏み出すのです。

悩みから抜け出せない人は、口を開けて幸福が落ちてくるのを待っているだけ。だから何も変わらないのです。

自分の依存心と嫉妬心に気付きましょう。

比べて落ち込まないための方法

比べて落ち込まないようにするために重要なポイントをズバリ3つお伝えします

1.「自尊心」を育てること

もっとわかりやすく言うと「私は私じゃー!何が悪いねん!」って思えるようになることです。これは逆ギレしているわけではないですよ。自分のやってきたことに自信を持つこと。自分自身が自信を持つことができれば、わざわざ他人と比べる必要はなくなります。

 具体的な方法としては、今まであなたが頑張ってきたこと(クラブ活動や就職活動、趣味や仕事など)を思い出して「私はよくやってきた」と褒めることです。また、褒め上手な友達のところにいると自尊心が育まれます。

自尊心をもつ女
私はよくやってきた

2.「依存心」を捨てて精神的に自立する

比べてしまうということは、あなたの属している世界(土俵)にあなた自身も「期待」していることに気づきましょう。だって、どうでもいい人のことなど気にならないし、比べることもありませんから。

また、それと同時に比べるということは「敵対心」があることも忘れてはいけません。この「期待」と「敵対心」は両価感情(アンビバレンス)といって、欲しい気持ちと嫌いな気持ちを両方持ち合わせた感情です。

この関係はとてもややこしく、嫌いながらも仲良くする・・というとてもストレスのかかる関係を続けている可能性があります。自分の気持ちに向き合ってみましょう。

依存心を捨てて自立をする具体的な方法としては「私は○○だと思う」「私は○○したい」と主語を自分にするようにしてください。

自立した女
私は○○だと思う
自立した女
私は○○したい

私は・・と言うことで、自分の言葉に責任が生まれます。また、自分の意思を表明することで、やりたいことが叶う可能性が高まります。

くれぐれも「○○さんのせいで失敗しました」「私は○○をしたくなかったのですが、○○さんが・・」などの依存心丸出しの言い訳は禁句にしましょう。

依存する女
○○さんのせいで失敗しました
依存する女
私は○○をしたくなかったのですが○○さんが・・

2.狭い世界(土俵)から脱出する

比べてしまうことに苦しんでいるのであれば、その世界はきっと狭くて窮屈なのです。

ならば、あなた自身がその世界から脱出すれば良いということになります。

これは絶交するという意味ではなく精神的に距離を置くという意味です。

具体的な方法としては、一人旅をしてみたり、一人行動をしてみたりしましょう。

仲間で行動する癖がついていると、旅へ出たとしても場所が変わるだけでいつもの生活と何ら変わりはありません。

自分で旅の計画を立て、旅券の予約をし、地図を見ながら新しい場所を歩くだけでも自分で物事を成した実感は湧いてきます。

そして、旅先での出会いなどが新しい人間関係を作るきっかけにもなります。

海外旅行などへ行くと、自分が悩んでいることがとても小さかった・・と気づくことがありませんか?これは日常があまりにも狭い世界にいるから、針の穴のような悩みがとっても大きく感じてしまうからです。

比較していた女
なんかちっぽけなことで悩んでいたなー

 ぜひ、自分から何かをすることをはじめましょう。

旅などへ出ると友達と行くのとは違って、その土地の人々との出会いがあります。移動の車中で話が盛り上がることもあります。そうやって自分の世界を自分の足で広げられることがわかれば、元の生活にもどっても周囲に強く影響され続けることは少なくなるでしょう。

最後に・・

いろいろ言ってきましたが、あなた自身が今からできることもあることがわかりましたか?

もし、今のまま周囲と自分を比べて落ち込んでしまう癖が抜けないままでいると、これからの人生も人生のパートナーも???

ワクワク
周囲や世間体ばかりを気にして、自分を愛せない生き方、もしくはそんな考え方のパートナーを選ぶ危険がありますよ!

あなたの周りにいるのは、ごくごく少数の一握りの人間です。

しかも、比べているのは自分によく似た人ばっかり。それでは前進も刺激も微々たるものです。

ぜひ、そんな狭い世界から一歩踏み出して積極的に違う仲間を探しに行きましょう。

そうすれば驚くような価値観の人や、おもしろい人、ワクワクする人がいます。

探しに行けばきっと見つかるのです。

さぁ、もう他人のことなど構わず「自分のこと」を精一杯生きてみましょう!

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