自分の周りにトラブルが多いなら、まずは「ハウス」です。

トラブルが多い人の特徴?

トラブルが多い人の特徴って「他人のことに必死」な性格の方が圧倒的に多いのです。

相手の感情をくみ取って同じ気持ちになったり(共感のような同調)、「なんとかしてあげたい」と必死で世話を焼くような方ですね。

誰かと積極的にからんでいきたい気持ちがあるけれど、そのやり方が少し間違っているんですね。

「良かれ」と思ってやっているだけに、トラブルになってしまう原因がわからずに、同じことを何度も繰り返してしまっているので、永遠にトラブルが絶えない・・ということになってしまいます。

では、なぜそこまで他人のことに必死になってしまうのでしょう?

相手がハッピーになる=自分もハッピー?

誰かが悩んでいたり苦しんでいるというのは、一時的には辛いことですが、決して悪いことだけではないと思いませんか?

次のステップに進むための転機だったり、そのための試練の途中なのかもしれません。もちろん、力不足が原因で今の状況に対応できなくなっているから辛いのかもしれません。

つまり、起こるべくして起こっていることなんですね。

そんな成長や変化の過程で、あなたが勝手に「かわいそうだ」と同情し、手を差し伸べるのはちょっと違うと思うのです。

例えば、解けないゲームに悩む人のために、あなたがゲームをかわりにするようなものなのです。

これで良い気持ちになるのは、ゲームを勝手にされた方ですか?ゲームをやってあげた方ですか?

・・あきらかにゲームをやった人の方が楽しいはずです。

このように誰かの気持ちを受け取って、勝手に先に手を打つようなことをするのは、「相手の気持ちや行動をコントロールしようとしている」という自分の気持ちに気づく必要があります。

つまり、相手の辛い気持ちを受け取らずに済むようになるための、本当は「自分のための」お節介なのです。

相手の能力を信じているのならば、「今は辛い時期だけど、きっと大丈夫!」と見守ることができるのではないでしょうか。

他人のお世話をする人の特徴

世話をすることで「感謝」されたい?

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これもついついやってしまいがちですが、相手の世話を焼いて相手のためになることをして「あなたはスゴイ」「感謝します」「やさしいのですね」という言葉を待っていることがあります。

これも「自分が承認されたい」から、相手に世話を焼いているのです。

そういったお節介を、一生その人の近くにいてやり通すことができるのであれば話は別ですが、それができないのであれば、人の不幸を利用(?)して自己実現をしようとするのは違っていると思います。

自分の問題に向き合わなくてOKになる

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他人の問題に首をつっこむ癖がある方は、結果的に「自分の問題に向き合わなくて良い」時間が増えることになります。

「あの子が心配なのよー」などと言っていつも周囲の人たちを心配している人に「おい、おい、自分のことはどうなん?」って思うことありません?

つまり誰かの役に立っているような振る舞いをすることで、自分が自分のために悩み苦しむ時間を回避して、さらには自分の価値を上げようとしているのです。

本来なら、向き合わないといけない自分の課題には手をつけず、そのかわりに他の手柄で底上げしてしまおうという、司法取引のようなことをしていることに気がつきましょう。結果的には相手の邪魔をしていることにもなります。

司法取引とは?
裁判において、被告人と検察官が取引をし、被告人が罪状を認めるか、あるいは共犯者を法廷で告発する、あるいは捜査に協力することで、求刑の軽減、またはいくつかの罪状の取り下げを行うこと。

まずは「ハウス」へ戻りましょう

このようなお節介で成り立つ共依存的な関係が、そもそもトラブルの原因になっていることに気付きましょう。

このことをバッチリ説いているのが、アドラーの「課題の分離」です。ぜひ、嫌われる勇気を読んでみてください。

お節介でトクをしようとしている方は、ぜひ「ハウス」・・つまり、自分へ立ち戻って自分の心配をしたり世話をしましょう。

きっと、やり残している課題がたっぷり残っているはずだし、自分のための時間を大切にしてこなかったはずなので、やることはいっぱいあるはずです。

「まずは、自分」なんです。

私も、この共依存的な関係を結ぶプロ(汗)でしたのでよく理解できますが、自分がこのタイプだと周囲にも同じタイプばかりが数珠繋ぎのようになって集まってきてしまいます。

つまり、トラブル発生源ばかりが集まるから、トラブルがつねに絶えないのです。

だから「私の周りにはトラブルがいっぱいー」と悩んでいる方は、そもそも自分自身がトラブル源である可能性がとても高いのです!!うぇーショック!!

このトラブルの連鎖を断ち切るには、共依存の連鎖を断ち切ることです。

そのために、これからは共依存関係を結ばないこと、また現在共依存関係があるならば少しづつ距離を取っていくことに挑戦してみてください。

たとえ小さなことでも共依存的な関係を結ぶキッカケとなる、モノやサービスのやり取り(ワイロ)に気づき、上手く回避する方法を覚えて、この気持ちの悪い関係を結んでしまわないように意識して過ごしましょう。最初が肝心です。

へんな話、小さいことですが、これからはアメのやりとりだとかその辺から意識すると良いです。うまい人はスルーっと入ってきますから。

dog

今日のダイジョウブ

こうしてお節介が悪者のように書いてしまいましたが、とってもピュアなお節介(愛)もあります。

ダウン症の書家である金沢翔子さんは、誰に対しても敵味方や上下関係を意識するという考え方が一切ないそうです。

そんな彼女の書は、多くの人の心を打ちます。見返りを求めないで愛を与えられるんですね。

これはダウン症の素敵な特徴ともいわれますが、このような特別な能力を持つ方はとても少なくて、私たちの多くが自分のやっていることに評価や賞賛を求めてしまいます。ほとんどの人が、見返りを求めてしまう弱さ、人間くささを持っているのです。

だからこそ、自分の承認欲求を得るために他者を利用するというようなマナー違反をしないように、常に注意しておく方が良さそうです。

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