中年の危機を爽やかに乗り越えていくには?

あなたはダイジョウブ?

孔子の言葉にこんな言葉があります。

三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る

とありますよね。

あなたは孔子の教えに見合った生きかたができていますか?

でも、孔子にはできても一般人にはできないことが多いに決まっています。

私としては

三十にして覚悟ができず
四十にして迷いまくり
五十にして何度もやり直し

というのが、本当のところではないかなー。と思っています。

つまり、人生は思う通りにいかないということなのではないでしょうか。

そこで、今日はよく言われる『中年の危機』もしくは『中年クライシス』について考えてみたいと思います。

SMAPを見ていてもそろそろ『中年』と呼ばれる年齢になってきて、いつまでアイドルとしての肩書きを続けていけるのか、とか追いついてきている後輩グループとの関係性などについてどう考えていくのかなど、まさに『中年の危機』を迎えているように思えます。

あれほどの大スターが今までの活動をあのような形で終わらせてしまう理由が本当に中年の危機なのかどうかはわかりませんが、もしそうだとするならば、中年の危機は馬鹿にできませんよね。

また、いくらアンチエイジングに励んでも、突然歯が悪くなったり、白髪が出てきたりして、漠然としてしまうこともあると思います。
このような年齢の変化、ライフスタイルの変化に私たちはどう対応していけばよいのでしょう?

ユングの『人生の正午』

心理学者のユングという方をご存知だと思いますが、ユングは中年期を『人生の正午』と名付けたことで有名です。

ある時ユングは、『カウンセリングに来る人たちに中年が多いな?』と気づき出したそうなんです。

しかも、その方たちはどちらかというと裕福な方ばかりで『どこに不満があるの?』といった人たちばかりだったそうです。

それから注意をしていろいろな人たちを見てなんとなくわかってきたことは、今までは一般的な尺度によって『自分』というものを位置づけることに必死に生きてきた。

これは、『ドコドコにお勤めの〜』とか、『ナニナニを専門にやっている〜』とかですよね。

それを成し得たあとに『自分とは一体何なのか?』といった根本的な疑問を持ち、その答えを見出そうと努めることで、最終的に迎える『死』をどうやって受け入れるのかということについて考えていくプロセスに入っていくのではないか、ということなんです。

孔子が三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る と説いていましたが、もし孔子が今の時代に生きていたとしたら、ちょっと違うことを説いたような気がするのです。

なぜならば、孔子の時代と違ってかなり高齢化が進んでいるからです。

昔のように寿命が50ぐらいであれば、必死で働いて子育てして、子供が結婚すれば大成功・・という比較的わかりやすいプランが立てやすいですが、現代は老化が始まってから30年以上も生きていくという全く違うライフスタイルに変化しているのです。

これならいくら孔子でも、四十にして迷いまくるのではないかと思います。

また、仕事などでも役割が変化していきますよね。いくら出来るタイプの人でも現場は若手に任せて自分は管理するという新たな役割がなかなか受け入れられない方も多いのではないでしょうか。
これも名プレーヤーとして活躍していた方の方が切り替えが難しいように思います。

このように、心の変化や役割の変化などによって、気持ちと行動がうまくかみ合わなくなることが『中年の危機』と言えるのではないかと思います。

エレンベルガーの『創造の病』

まぁ、暗くなりがちな話題ですが、でも『エレンベルガー』という精神科医は面白い考えを提唱したんです。

それは、『創造の病』といって、偉大でクリエイティブな仕事をした人は、中年において精神的に、身体的に重い病的な体験をして、それを克服した後にさらに高い創造的活動が展開されていくという考え方なんです。

クリエイティブな仕事というのはクリエイティブ系の仕事のことではなくて、自分なりに考えたり提案するような仕事をしてきた人、と言えると思います。

または、人は『自分という作品』を作っていくことからも、すべての人がクリエイティブな仕事をしていると言えるかもしれません。

これを読んで思い出したのが、武田鉄矢さんが中年期にうつ病を発症したことなんですね。
彼は海援隊という音楽グループの中心人物でした。まさにクリエイターですよね。
彼自身が少し前に語っていたのですが、若い頃に自分はすごい奇抜なアイデアがあるという勢いで生きてきた人は、中年になってそれが通用しないで頭を打つから注意をした方が良いと言っていたのです。

確かに若い頃は奇抜なことも笑って受け止められても、中年になると頭がおかしいと思われることもありますよね。

武田鉄矢さんだけでなく、先ほどのユングもフロイトも精神的な病にとても苦しみました。また、日本人でいうと夏目漱石も心の病ではないけど、大きな病気に苦しみました。

でも、それを乗り越えると、若い時よりもぐっと粘り強く奥行きのあるクリエイティブな活動ができるようになるということなんですね。

そのモヤモヤからスポッと抜ける時が来るのだと思います。中年期はそのモヤモヤを乗り越える辛さの中にいる方が多いのだと思います。

まだ先人も少ない未知の世界だから余計にやり方がわからなくて辛いのだと思います。
きっと中年は思い通りにいかないでモヤモヤする時期なんですよね。

でも『思い通りにしよう』と考えることがそもそも
違うのかも
しれません。それがわかってきたら、『生きているだけでハッピー』となれるのだと思います。

ですから、今苦しんでいる方がいるのであれば、『自分はクリエイティブに生きようとしている』ということに気がついて欲しいですし、それを乗り越えた先には、自分にはまだ見えていない一段も二段も上の未知のステージが待っているように思います。

これからは、そのような『中年の危機』に苦しんでいる方が少しでも楽になるような考え方のご提案をします。

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中年の危機を乗り越える方法

①『いま』に生きよう

過去の失敗や明日のことといった、過去や未来にとらわれると迷いから抜けられません。
今晩の食事とか、今一緒にいる仲間との時間などを大事にすれば、未来にも続くでしょう。

②『ここ』に生きよう

会社にいるときは会社のことを考え、家にいるときは家や家族のことを考えましょう。
ずっと同じことを考えていると、どんどん視野が狭くなります。

③明日できることは今日やらない

上記のような枠にはめて猛進するのでもなく『自分なりのルール』でも良いではないですか。

④他人の評価に踊らない

他人に良く見られたい気持ちは、多くの人が持っています。
でも、そのために我慢をしたりやりたくないことをすると、いつか何もかも捨てたくなります。

⑤『どうしようか』ではなく『どう生きようか』と考える

リストラにあったり、理不尽な異動などにあった場合、決して望ましい状況だとは言えませんが、そんな時こそ、起った事の意味を考えて『さて、(この条件下で)どう生きようか』とゆっくり考えよう。

⑥『良いか悪いか』ではなく『好きか嫌いか』で考える

仕事の場では『良いか悪いか』が必要になる場合も多いですが、プライベートでは、自分の心に正直になるとストレスがぐっと減ります。

⑦『考える』より『感じる』時間を増やしていく

単純に素晴らしい景色を見ると『綺麗だな』と感じる。温泉に入れば『気持ち良い』と感じる。そんな気持ちを否定せずに増やしていくように行動していく。

⑧『相手の気持ちを推理する』のではなく『相手に聞いてみる』

相手の気持ちなど、実際に聞いてみないとわからないことばかりです。勝手に相手の気持ちを憶測するのではなく、言葉で聞いてみましょう。

⑨『悩む』のではなく『開き直る』

『いくら悩んでも仕方がない、それで死ぬわけではないし』と自分に言い聞かせる。

⑩常に『自分自身』であり続ける

どんな人かわからない人に対して私たちは敬遠します。逆に自分の弱点などをみせると人々は寄ってきます。どんな人かわかって安心できるんですね。 嫌われたって平気、その代わりに好きになってくれる人も現れます。

どうでしょうか?あまりいい子でいると年は取れないようですね。

自分を誰かに幸せにしてもらおうと考えたり、周囲に変わることを期待すると生き辛くなるように思います。

まずは、自分をハッピーにすることに夢中になってみてはいかがでしょうか。 

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お手数ですが、よろしくお願いします♪

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