「ダメな自分」にサヨナラ!自尊心をアップさせる方法


「自尊心が低い」と、私たちの生活にいろいろなトラブルを起こして、ストレスの多い生活を送ることになります。
多くの場合が、長い期間に自分を否定され続けた結果、自分自身も自分のことを「ダメな奴なんだ」と思うようになってきたのだと思います。
このような自尊心が低い人は、自信がなくてビクビクしているタイプだけではありません。偉そうにしている人も結局は自尊心が低いことを隠しているだけなのです。
では、このような自尊心が低い人の特徴をあげてみます。
自尊心が低い人の特徴
- 相手を見下す態度をとる
- 罪悪感をうえつけようとする
- ネガティブな感情でコントロールする
- おどす、暴力をふるう
- 文句を言い続ける
- 裏切る、騙す、嘘をつく
- 裏表が大きく違う
- ひきこもる、何も言わない
- 態度で気持ちを示す
- 物事を直視しない
- 事実をねじまげる
- 個性や本来の性格などを否定
- 感情の表現ができない
- ノーと言えない
- ノーと言い過ぎる
- 秘密ばかりある
- 相手に期待ばかりする
- 弱々しくふるまう
- 相手の感情に入り込む
- 他人のせいにする
- 自己中心的な考え方
- 犠牲をあえて強制する
- 悪いとわかっていても変えない
- 感情の起伏がはげしい
- 言うことが毎回違う
- 相手にこびる
- いつも不満ばかりがある
- 敵か味方かの判断ばかり
- いつも緊張している など
このようなことをしていたら、周囲とも上手くいかず自分自身も辛い思いをするのは想像できますよね。
また何かを決断するときにも、自尊心が低いと良くない選択をあえてしてしまったり、危険な選択をあえてして、結果的に上手くいかずに、ますます自信を失ってしまうという悪循環のサイクルを繰り返してしまうことがよくあります。
では、次に自尊心を高めるための方法を3つあげます。
自尊心をアップさせるための3つの方法
- 自尊心を傷つける人には近寄らない
- 他人との区別をハッキリとする
- 自分を大事に扱う
では、詳しく見ていきましょう。
1.自尊心を傷つける人には近寄らない
すでに今の時点で、あなたの周囲には自尊心を傷つける人がきっと多くいると思います。
大切なのは、これ以上そのような人たち・・つまり、あなたの自尊心を低める人には近寄らないことです。
きっと今までのあなたは、もともと自尊心が低いので、それをより強化させる相手・・その人も自尊心が低いことになりますが、そのような相手をあえて選んで関係を結んできたのだと思います。
「ビビビッときた!」とか
「なにか懐かしさを感じる!」とか
「他人とは思えない!!」などは、きっとあなたの自尊心を傷つけた人の面影が見えているだけです。
また、過去のような思いをしてしまうのに、そのような人を選んできたのです。だから今でも辛いのです。
自尊心が低い人の特徴は、「来る者をこばまず」のところです。
きっと自分なんかを相手にしていくれる人に、ノーと言えないのでしょう。
でも、周囲で上手くやっている人を観察してみてください。誰と仲良くするかについては、かなりシビアに査定していることがわかります。
これは、一旦ご縁を結ぶとなかなか修正が難しいからだと思います。
2.他人との区別をハッキリとする
これは、1と違って今までの人間関係を修正していくことになります。
先ほども言ったように、一旦ご縁を結ぶとなかなか修正が難しいので、このご縁の中であなたは自尊心を下げさせる今までの悪循環を断ち切っていく必要があります。
また、最悪の場合は縁を切るという方法もあります。
そこで今までの「自尊心を低めるループ」を断ち切るためのポイントをお伝えします。
《1》相手の感情を受け取らない
相手が落ち込んだり悲しんでいたりすると、自分まで同じ気持ちになったり、自分だけ楽しむことに罪悪感をおぼえるのは、相手の感情を受け取ってしまっているからです。
逆に、相手の気持ちを変えさせようと必死になる場合もあります。
よく、「かわいそうな母親」と悩んでいる娘の方も多いのですが、このように考える人は、相手の感情を勝手に受け取り、相手の感情を自分の力でコントロールしようとしているからです。
このような人は、自分のネガティブな感情も相手に理解してもらおうと期待したり、それが叶わないとイライラしたりします。
最初はかなり意識をして相手と自分の感情を分けるようにしていると、だんだんと自然に区別がつくようになってくると思います。
《2》 NOと言えるようになる
NOと言えない人に対して、コントロールしたい人は「おいしい人だ」と思って近づき、健全な人は「おかしな人だ」と思って近づきません。
自分を守ることができない人には、悪い人が近づいてきます。
最初はNOとなかなか言えなかったり、逆に言いすぎて嫌われたりするかもしれませんが、何度もやっているうちにどれぐらいが適当かがわかってくるようになります。
《3》 他人の評価を気にしすぎない
自尊心が低い人は、自分の評価はアテにならないと信じているので、他人の評価を何よりも重視します。
でも、さきほどから書いているように、自尊心が低い人は付き合う人も間違って選択しているのです。その人たちからの評価などはアテにならないことはわかりますよね。
「ヨソはヨソ!ウチはウチ!」という言葉がありますが、あなた自身も他人の評価が気になったら、「他人は他人!私は私!」と、今までの考え方を修正していきましょう。
そうしていくうちに、あなたを恐怖の呪文でコントロールしていた人も、その呪文が効かないことに気づいて離れていくかもしれません。
3.自分を大事に扱う
では、自尊心をアップさせるための3つの方法の3つめは、「自分を大事に扱う」です。
今まで他人からも言われてきた恐怖をあおる呪文は、あなた自身の中からも発せられていたことを知っていますか?
「私がやってもきっと失敗するにきまってる」
「私なんかどうせこんなもんよ」
などと、自分に呪文をかけて最後に「やっぱりダメな奴だ」という結論に自分で導いていたのです。
そんな悪習慣をやめるためにすることは、まさしく「自分を大事に扱う」ことです。
大きくわけるとこの2つです。
- 自分を褒める
- 自分の世話をする
1.自分を褒める
今までに自分に掛けてきたネガティブなメッセージに、自分を褒めるメッセージを上書きしていくのです。
これは、不健全な関係性や行いを改めていくための第一歩です。
今まで掛けてきたネガティブなメッセージと同じくらい、自分を褒めるメッセージを送りましょう。
「今まで生きてこられただけで偉いよー」でもいいし
「贅沢はできないけど、食べていけているね!」でもいいです。
癖になったら、自然と自分を褒めるメッセージがどんどん出てくるようになるでしょう。
2.自分の世話をする
今までは、他人の評価のために自分に犠牲を払って頑張ってきたこともあるでしょうし、上手くできない自分を責めたり馬鹿にしたりしたことも多かったと思います。
これからは、このようなスパルタをやめて、自分にやさしくしていきましょう。
あなたにとって癒しの時間とはどんな時間でしょうか?
- 好きな音楽を聴く
- 自然にふれる
- 好きなペットと触れ合う
- ゆっくりとする
- サロンにいく
など、いろいろあると思います。
ぜひ、そのような癒しの時間をなるべく多く自分に与えてあげて、自分を大切にお世話してあげてください。
これは、勝手なことでしょうか?
それこそがスパルタなんですね。このような考え方で生きてきたのですから、いまが辛いはずです。
もし、自分で自分を癒すことができるようになってその素晴らしさが理解できれば、他人のことも癒すことができるようになるでしょう。
我慢や犠牲で関係を維持するのではなく、癒しやなぐさめで関係を維持していけるようになったら良いですね。
こうして、今までの自分との付き合い方を変えていくことで、他人との関わり方も変わっていくのでしょう。
今日のダイジョウブ
今日書いた内容を読んで「そんなことしていたらダメになる!」とあなたが思ったのならば、きっとあなたは自分に対してかなり厳しい方なのだと思います。
そして、周囲の人に対しても知らず知らずのうちに、かなり厳しく接しているのだと思います。
そのような自分を変えていくには、自分の中身を総入れ替えするくらいに、かなりの努力が必要です。
すべてをやっていくのは大変かもしれませんが、せめてこれから作るご縁は、間違ったご縁を結ばないように慎重になってみてはいかがでしょうか。
少しづつで、ダイジョウブ!
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