上手くいかないのは家系が原因?ジェノグラムで発見!機能不全システム

上手くいかないのは家系が原因?ジェノグラムで発見!機能不全システム

よく家系の因縁は三代続くといいますが、あなたは自分の家系を三代前までしっかりと書けるでしょうか?

 

もし、家系図を書くことができたら、きっと今のトラブルの原因も、過去の因縁もしだいに見えてくると思います。

 

また、今回はただの家系図ではなく、あなたと家族との関係性も取り入れることで、自分の置かれた立場を冷静にながめることができると思います。

 

まずは、こちらのある家庭の家系図を見てください。

 

ある家庭の家系図(ジェノグラム)

役割だけの家系図

Genogram1
こちらは、ある家庭の三代の家系図です。

 

この図をみればなんとなくわかるとおもいますが、おじいちゃんはすでに亡くなられています。

 

そして、祖母と実母と子供2人(長女と三女)で同居しているようです。このジェノグラムの中心人物は三女です。(中心人物は二重線にします)

 

実父は次女を連れて離婚しています。この家系図でわかることはこのくらいでしょうか。

 

中心人物との関係をプラス

次に中心人物である三女と同居家族の関係性を入れてみます。

Genogram2

この家族は機能不全家族だということが一目でわかります。

 

祖母と実母はからみあった密着状態(融合)の関係(三重線)です。この家庭では祖母が資産を持っていることから、権力は祖母に集中しています。祖母に飲み込まれた母親は、祖母の言うなりになっています。

 

また、祖母と実母は三女に虐待をしています。同居の長女には虐待をしていない様子。(関係性は不明)

 

しかし、三女と長女は親密な関係で、お互いにお互いを心配しているような依存関係を保っています。

 

このような機能不全家族がどうなっていくのでしょうか。

ついに事件が起きた

1階の寝室に母親(享年47)が、2階の寝室に母方の祖母(享年71)が、寝間着姿のまま絶命していた。母親は喉仏から頸動脈まで切り裂かれ、祖母は頭と胸を中心に7か所刺されており、部屋中が血の海と化していた。
そして、返り血を浴びた妹のA子(17才)が、自室で1人たたずんでいた…。A子はこの家の三女で、当初、警察の事情聴取に対し、「寝ていたのでわからない」と話していたが、その後、自身の犯行であることを認めた。

参照:NEWSポスト

これは、2014年に実際に起こった事件の家族の家系図です。

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虐待に耐えかねた三女は、母親と祖母を包丁で刺して殺してしまいました。

 

この事件後、虐待を受けていた三女に対する同情の声が多く、裁判で実名を明かさないために高校の父兄らからの10万人以上の署名が集まったのです。

 

このような事件になるのも仕方がないほどの虐待だったようですが、きっとこの三女は一生十字架を背負って生きて行くことになります。

 

でも、こんな事件になる前に何か事前にできたのではないかと悔やまれます。

 

つまり、このような最悪の形でこの機能不全のシステムを終了させるしかなかったのか・・ということです。

 

同じ過ちが2度と起こらないためにも、事前の予防は大事ですよね。

 

あなたの家系を描いてみましょう

 

中心人物を描きます

まず、自分を描いていきます。自分は二重線で書きます。男性は四角、女性は丸です。

中には年齢を書いてもいいし、「長女」「次女」などと書いてもいいですね。

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役割からの家系図を描いていきます

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子どもは父と母の間にぶら下がる感じで描いてください。

もし両親が離婚しているのであれば、両親をつなぐ線に斜線(二重線)をいれます。

母親との同居ならば、父親側に斜線(二重線)をいれてください。

 

 

わかる範囲で家系図を完成させてください

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どこに提出するわけでもないので、自分なりに覚えている範囲で描いたら良いと思います。

 

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このような関係性を表す線があるようです。特別関係性が見当たらないのであれば、記入する必要はありません。

 

親の兄弟関係などは、相当大きなトラブルでもない限り知らない場合もありますから。

 

今日のダイジョウブ

まずは「気づき」がないと何ごともはじまらないと思います。

 

「おかしい」という気づき、そして「なぜ?」という原因追求、そして解決に向けての行動につながると思います。

 

何よりもこのように図形で示すことで、感情的でウヤムヤだった関係性がはっきりするのは、とっても良いことだと思います。

 

誰かにSOSを出すにしても、この家系図があれば図解で簡単に説明できます。

 

確かに血筋のようなものを自分の代で変えていくというのは、相当なエネルギーがいると思います。

 

でも、気づいたあなたはきっとその役割をになっていこうと思っているのではないでしょうか?

 

次世代へのバトンを渡す前に、まずは家系図を描いてみませんか?